木骨軸組構法の家：びおプロダクト

夏涼しく、冬あたたかい快適な安全な住まいの実践　パッシブデザインを追求したおうち（建築でやれるとこまでやろう）〈温熱環境等級4〉
機械に頼らないで快適な室内環境がつくることができれば究極の省エネです。建築でやれるとこまでやろう『自然室温で暮らせる家』を目指したものです。自然室温とは、冷暖房なしでの室温という意味です。と言ってもそれは「ガマンの哲学」を強いるものではなく、建物の計画時にまず建築でどこまでできるかを検討し、どうしても足りない場合はエアコンを回してもいいけど、回さずに済む日をできるだけ増やそうという緩やかな考え方です。

フォトギャラリー

床下エアコン１台のみの快適なおうち

住む人の変化に対応できる、将来にわたり室内間仕切が自由

生活スタイルは家族の年齢構成の変化や社会環境の変化により木構造の寿命より早く変わっていきます。その時の居住者の生活スタイルに合わせた構造では、どんなに丈夫につくっても、居人者の生活スタイルの変化により、使いづらい住まいになっていきます。

室内の間仕切壁が、その時々の生活スタイルの変化に合わせて、容易に変更できれば、長寿命の住宅として住む事も可能です。間仕切壁が将来に渡り自由になる構法が、住まいを消耗品にしない重要なポイントです。

モデルハウスでは、耐力壁を外周のみで耐震等級3を確保し、内部柱は２本のみ。こうした構造の制約の少ない構造形式は、変化に追従する事が簡単です。耐震性、省エネ性、可変性に優れた住宅は住まい手が変わっても、価値のある住宅として次世代まで使い続けられる住宅となる事です。