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- 九州の木で家を建てる会
約15年前、地元の工務店や取り引き先のみなさんに声をかけて「九州の木で家を建てる会」を発足しました。目的は地域の林業の活性化とCO2削減、そして地球を守るため。
高度成長期、日本では木材の需要が大きくなり国産材ではまかないきれずに、たくさんの輸入材が入ってきました。価格が安く、加工がしやすい外国産の木材は瞬く間に広がっていったのです。
現在、木材の国内自給率は約30%。使える木材が国内にあるにもかかわらず、日本は世界有数の木材輸入国になっています。
その影響で日本の人工林は人の手が入れられず荒れた状態が続いています。
山が荒れると、土がむき出しの地面に雨が降れば土は流れ出て土砂崩れの原因になり、保水力をなくした山々には酸性雨が降り注ぎ、浄化作用がみるみる落ちてしまうのです。
私たちにできることは何か。
「地産地消」で九州で育った木を家づくりに取り入れること。そうすることで山には新しく植林する予算が戻ります。
地元、九州の木を使うことで得られるメリットはたくさんあります。
そのためにも私たちは、地元の林業を応援し、木々を育てできることから地球と未来を守るために
少しでも力になれたらと考えています。